- 吉田 健
組織の自浄作用

From 事務所から
今日も引き続き、自然経営(内外出版社 武井浩三 天外伺朗 共著)からです
責任を追及してもわからない組織では、問題が起こると会社が透明なので皆が気づきます そして気づいた後に「あとはどうする?」となるだけなので、誰がという責任追及の議論が起こりにくいそうです
実際のところ犯人捜しをしても犯人がわからないので、どうしたら次この問題が起きないかを考えることに意識が向きます
そんなティール型組織の場合、自浄作用で環境に合わない人は自然に辞めていきますが、その前段の考え方として、経営に男気、つまり一緒に仕事をしている人 皆を幸せにしたいという想いを、意識的に人が辞めることは悪いわけではないと意識的に切り替えすることが必要なようです
実際、著者の会社では合わない人もいるので大勢の人が辞めているそうです
そして、その辞め方も人それぞれのメンタリティに合った形のため、様々で週5勤務→週3勤務→週1勤務と徐々に勤務を減らして辞める、きれいさっぱりに辞めるなどいろんな辞め方があるそうです
1回会社に入って、短期間で辞めるのはよくないという価値観に囚われることなく、ナチュラルに対応できるよう上記のような形で基本的に自浄作用を回しているそうです
ティール型組織をつくっていくうえで、組織に合う人合わない人が出てくるので、合わない人には自然に辞めていってもらうしくみが必要なんだと感じました
今日はこのへんで 明日は自己組織化の3要素についてお伝えしていきます
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。