- 吉田 健
潰れる会社の社長、社員

”潰れる会社”の社長、社員には、以下の傾向があるそうです(出展:帝国データバンク)
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社長の傾向
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・数字に弱い ⇔ 数字に強い
・言動が派手で、大きい話が大好きである ⇔ 謙虚で聞き上手である
・人情味に厚い ⇔ 感情を入れず、冷静な判断ができる
・明確な経営理念やポリシーがない ⇔ 明確な経営理念やポリシーがある
・リーダーシップ、指導力に欠ける ⇔ リーダーシップ、指導力がある
・業界動向に疎く、商品知識に欠けている ⇔ 業界動向、商品知識に精通している
・私生活において、よからぬ噂がある ⇔ 健全な私生活を送っている
・社長以外の実権者が存在する ⇔ 社長自身がマネジメントできている
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社員の傾向
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・挨拶、応対ができず、言葉遣いが乱れている
⇔ 挨拶、応対ができており、言葉遣いが丁寧
・服装が乱れている、あるいは職場にふさわしくない
⇔ 服装がきちんとしている 職場にふさわしい
・担当者が頻繁に代わる
⇔ 担当者が長く勤務している
・従業員の増減が激しい、あるいは退職者の補充が追いついていない状況が続いている
⇔ 従業員数が適正人員数で安定している
・自社の悪口や愚痴を言う社員が多い
⇔ 自社のことを誇りに思う社員が多い
・会社の雰囲気が悪い
⇔ 会社の雰囲気がいい
小さくても強い会社を目指していくという観点で見ると、この裏返しの傾向(赤字部分)をつくることができれば、強い会社になっていくわけです 理屈としては
ただ、人が変わらないとそうならないわけですが、人って急には変われないです。
なぜなら、脳科学の世界では脳は「安定化(変わりたくないという性質)」と「可塑性(粘土のように押すと少しへこむという性質)」という性質があり、結果行動習慣を変えるのには時間がかかるからです。
正しい行動習慣を毎日少しづつ実践して、新しい習慣をインストールしていくしか近道がないです。
もし変えていこう!と気になった方は、新しい習慣をインストールすることを意識してみていただければと思います。
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。
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