- 吉田 健
仕事を任せるに足る3箇条

From 事務所から
昨日に引き続き、いまできの部下を動かす39のしかけ(三笠書房 池本克之著)からです
著者によると、この人には仕事を任せられるという人には、3つの特徴があるそうです
・任されることで成長できる人
スタンフォード大学心理学教授キャロルドュエックによると、世の中には成長型マインドセットと停滞型マインドセットという2つのマインドセットがあるそうです
このテーマでいくと仕事を任せられるのは成長型マインドセットを持っている人です
このタイプは任せられた仕事をどうすればうまくいくのか、積極的に考えたり勉強したり実践したりします また若い人ならではの発想ができる人も当てはまります。
・任されるストレスに耐えられる人
どんな仕事でも任された以上は責任が発生するので、必ずストレスがかかります。
プレッシャーに強いタイプの人間かどうかを見極める方法はシンプルで「おもしろい」「楽しい」「何とかします」という前向きな言葉を普段から使うかどうかです
プレッシャーに弱いタイプの人間かどうかを見極める方法は「どうしましょうか」「無理だと思います」「なぜ私が」「どうしてもというならやりますが」というネガティブ発言が多いタイプです
・臨機応変に工夫できる人
目の前の仕事に楽しさを見出せるかどうかは自分次第です
単純で退屈に思えるルーティン作業も、工夫によっては生産性をアップできるのでそこに楽しみを見出せるかもしれません 仕事はたいてい複数の仕事が同時進行していくものなので作業ごとに臨機応変に工夫できる人に仕事を任せていきたいものです
おそらくですが、任せる側の上司にもこれらの要素が備わっていないといけないのではと感じました 相乗効果で成長する関係性を構築していければと感じました
今日はこのへんで 明日は、モラル感覚が近いチームをつくるについてお伝えしていきます
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。