- 吉田 健
プロセスも評価基準に加える

From 事務所から
昨日に引き続き、いまできの部下を動かす39のしかけ(三笠書房 池本克之著)からです
前回お伝えした見返りですが、著者によるといい結果が出なかった場合でも、評価はゼロではなくて、プロセスも含めて見返りを準備したほうがいいと考えているそうです
それは金額が少ないインセンティブでもいいし、「最後まであきらめずに粘った」とねぎらいの言葉をかけるのも1つの手です
何事にも簡単に結果が出ないことは上司が知っているはずです。
今すぐに結果を出せなくても、いつか結果を出せるようになると信じ、部下がやる気を失わないようにプロセスを評価し続けるのも上司の役割なのです。
売上目標などをたてると、その達成度(結果)のみを評価基準にしがちです。
しかし、顧客に対して強引に契約をした場合と、丁寧にアプローチをして契約を結べなかった場合があり、前者ばかりを評価していたら、企業の将来はありません。
目先の利益だけに囚われず、企業の将来も視野に入れるなら、結果だけでなくプロセスも同時に評価するべきです。
今日はこのへんで 明日は、君のおかげで私たちにこんないい変化があったについてお伝えしていきます。
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。