- 吉田 健
やる気を出せは言ってはいけない
From 事務所から

年末から引き続き、いまできの部下を動かす39のしかけ(三笠書房 池本克之著)からです
遅ればせながら、明けましておめでとうございます
オリンピックイヤーでもありますし、読者の皆様にとっても良き1年となることを心より祈念いたします! 部下に仕事を任せる場面で言ってはいけない一言があります。
「やる気を出せ」
やる気があってもなくても結果を出せば、誰も何も文句は言わないでしょう。
従って上司が部下に伝えるべきことは、「やる気を出せ」ではなく「結果を出せ」です
「頑張れ」
いまどきの若者にとってはプレッシャーを感じて萎縮してしまいます。
「それくらい自分で考えろ」
いまどきの部下の心を一瞬で折るくらい破壊力のある一言です。
自分に自信がなく、人に何かちょっとしたことを聞くのさえ、嫌がられるかも、迷惑をかけるかもとためらうタイプが多いです。
勇気を振り絞って上司に教えを請うた時に「自分で考えろ」と突き放されたら二度と質問しようと思わないでしょう。
ですのでどんな小さなことであっても教えること、そして見守ることです
経験を積んで自信が生まれると、やがて自分の頭で考えるようになります。
今日はこのへんで 明日は、ルールに縛られない判断・行動もよしとするについてお伝えしていきます。
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。