- 吉田 健
こんな人には任せない
From 事務所から

昨日に引き続き、いまできの部下を動かす39のしかけ(三笠書房 池本克之著)からです
著者によると、任せない人は以下のように分けられるそうです
・チームの成長を邪魔する人
言い訳をして自分で責任を取ろうとも、問題解決をしようともしないいわゆる批評家タイプの人です
・全体思考ができない人
いわゆる「指示待ち人間」で、このタイプは言われたことだけやっておけばいいと思っている人で全体思考、「いまチームから求められている自分の役割は何か?」を考えることができない人です
・人間性に問題がある人
やる気がなくて仕事をさぼる人、言い訳ばかりしている人、すぐに仕事を投げ出す人などが主な例です ここでいう人間性とはどちらかというと「仕事に対する適性」です
・ 三回以上同じ失敗を繰り返す人
誰でも失敗はするし、同じ失敗も2回繰り返す程度ならついうっかりで済ませることができます しかし3回以上繰り返す人は失敗を真剣に捉えていないし、何も対策を講じていないです
・責任感のない人
正確にいうと責任を取りたくない人といったほうがいいのかもしれません、この手の人は面倒なことを嫌いますし、他の人に尻ぬぐいをさせてもおかまいなしです
上記にあてはまらない人たちだけで、仕事を回せる余裕はないですし、会社にいる人材も有限です。そこでなるべく任せられる人を厳選して「大きな仕事」を任せ、任せられない人には全体に影響のない「小さな仕事」を任せる という方法がベターとのことです
その人の適性・能力にあった仕事を任せることの重要さを私自身も痛感しています
今日はこのへんで 明日は、仕事を任せるに足る人3箇条についてお伝えしていきます
社会保険労務士の知識や企業の人事総務部門での実務経験を活かして「組織やチームの働きやすい環境づくり」のために、人事労務に関する問題を解決することを私のMissionとして掲げて日々活動しています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。何かお役に立てれば幸いです。